おはようございます、ましゅーです。
燃費不正問題で話題となった三菱自動車ですが、「eKワゴン」「デイズ」などの軽8万台のリコールを発表しました。
不良内容は「気温が高くなると右側ドアのロック機能が正常に働かないことがあり、走行中にドアが開いてしまう恐れがある」といった内容。
対象車は 2015年10月5日~2016年2月22日 に生産した「eKワゴン」「eKスペース」1万4948台と、2015年10月5日~2016年2月25日 に生産された日産ブランドの「デイズ」「デイズルークス」6万4553台の4車種合計7万9501台。
右側ドアと書かれていますが、具体的には運転席のドアと右後部席のドアです。
eKスペースの後部席など、スライド式のドアロックは正常に作動するようです。
4月以降45件の不具合が報告されているということで、「高い気温」と言われつつもそれほど高くない気温でも可能性があるのではないかという印象です。
不良の原因と対策方法
公式サイトでは以下のように原因が説明されています。
右側ドアのドアラッチにおいて、構成部品の製造が不適切なため、部品の精度が規格を外れているものがあり、気温が高くなるとロック機構の動きが悪くなるいことがあります。そのため、ドアが確実にロックされず、最悪の場合、運行中にドアが開くおそれがあります。
ドアラッチとは、ドアを閉めたときにドアと車体を繋ぎ止めている部品のことですね。この部分に使われている更に小さな一部のパーツが、本来の規格より下回ったものが使われていることがあり、走行中にドアが開いてしまうことがあるようです。
改善内容
リコール対象の全車両の右側ドアラッチを良品と交換するとのことです。しかし、交換部品の準備に時間がかかるため、リコール開始日は「準備でき次第」となっています。
対策:ドアのロックの確認方法
早急に直してもらうのがベストですが、リコール開始日も未定ですし、すぐに予定がとれない方もいらっしゃると思います。修理するまでの間は、公式サイトに記載された方法でその都度ドアが確実に閉まっているか確認してください。
公式サイト:ドアが確実に閉まっていることの確認方法
「eKワゴン、eKカスタムの確認方法」と「eKスペース、eKスペースカスタムの確認方法」に分けて記載されています。
2016年8月5日現在、「デイズ」と「デイズルークス」の確認方法は日産自公式サイトにも三菱自公式サイトにも記載がありませんが、後部席がスライドドアではないデイズは「eKワゴン、eKカスタムの確認方法」を、後部席がスライドドアのデイズルークスは「eKスペース、eKスペースカスタムの確認方法」をそれぞれ参考にして頂ければ大丈夫かと思います。
リコール対象車かどうか調べる方法
対象者は 2015年末 から 2016年初旬 に生産された4車種ということになっていますが、生産日と購入日は別です。
自分や会社の車がリコール対象車かどうかは、車体番号が分かれば公式サイトにて調べることができますので、気になる方は一度調べてみてはいかがでしょうか。
公式サイト:リコール・改善対策などの対象車種
まとめ
我が家も街乗りとして使っている軽自動車がeKワゴンです。今年で9年目で、燃費問題とも今回のリコールとも関係のない車体ですが、こう立て続けに不正や不良があると不安になってしまいますね。
車の事故は本当に怖いので、安全に乗りたいですね。