ポケモンGO攻略・考察

子供がポケモンGOをやりたいと言いだしたら。親御さんに知っておいて欲しいことまとめ

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世界規模で話題となっている「ポケモンGO」

任天堂というゲームブランドの安心感がある反面、自分の子供が事故や犯罪に巻き込まれたり、逆に事故に巻き込んでしまったらどうしよう・・・

そういった不安を抱えている親御さんも少なくないと思います。

そんな、「ポケモンGO はどういったゲームなのか?」「したいと言う子供にどう対応したらいい?」「どう制限したらいいか?」などの悩みを抱えている日本中の親御さん達に向けて、少しでも手助けになればと思い、私の思いつく範囲で安全に遊ぶための方法を書いています。

世界中の、としたいところなのですが私は英語が得意ではないもので…。日本語もしっかりしているとも言い難いのですが。。。

本格的な解説に入る前に「ポケモンGO をさせたくない・やめさせたい」と思っている親御さんに向けてひとつだけ。

ポケモンGO は他のゲームとは違います。なんて言うと質の悪いセールス文句のように聞こえてしまいますが。笑

ポケモンGOは「外に出て実際に歩きまわって遊ぶ」ゲームです。「公園に出て遊ぶよりも家でゲームしたい」といった子供が増える中で、「ゲームをする為に外に出たい」と思わせることの素晴らしさと子供にとってのプラスとなる要素は計り知れません。

例えばゲームがしたいのを理由に母親と買い物に行かなくなった子供も「外でポケモンが捕まえられるよ」というと一緒に買い物に行ってくれるかもしれません。

家族旅行を嫌がったり、旅行先で旅館やホテルの部屋に引きこもりたがる子供も、旅先では地元にいない珍しいポケモンが捕まえられるかもしれないというと喜んでついてきてくれるかもしれません。

ゲームのことを覚えて子供と話を合わせようにも「パズドラ」「モンスト」「モンハン」「妖怪ウォッチ」と流行によってゲームが様々で、どれをどう覚えればいいのか分からない。そんな親御さんにも、ポケモンGO が流行ることによって、ポケモンだけを覚えれば話を合わせられるかもしれません。ポケモンGO 自体も、ゲームとしては非常にシンプルです。

こういったプラス要素もあるのです。無闇にさせないという選択肢は、私は少しもったいないかな、と思ってしまいます。

それでも世間で様々な事件が起きているように、危険な要素もあるのは事実。どんな不安があるのか、どんな危険があるのか、そしてどんな対策・対処法があるのか。

このサイトで知って頂き、出来れば親子揃ってポケモンGOを楽しめるようになってくれれば、私はとても嬉しく思います。

※配信前につき未確定情報が多数あります。
※この記事はゲームのアップデートや環境に合わせて随時加筆・修正していきます。

ポケモンGOはどんなゲーム?

ポケモンは任天堂というイメージがあるかもしれませんが、ポケモンGO を主に開発・運営しているのはナイアンティック( niantic )というアメリカのゲーム会社です。ナイアンティックはグーグル( Google )の一部が独立した会社です。

ポケモンGOはナイアンティック曰く "リアルワールドゲーム" という、今までのようにテレビやゲーム機の画面の中だけでなく、実際に外に出て歩きまわって遊ぶゲームです。

また、ナイアンティックの「イングレス( ingress )」という既に配信済みのゲームも実際の位置情報で進めていくゲームであり、イングレスでの問題点などもこのページを作る上でかなり参考にしています。

プレイさせる端末(機械)について

既にお子さんに個人用のスマホを持たせているならそれでプレイさせてあげればいいんですが、小学生ぐらいだと親の携帯でプレイ、となることも多いと思います。

ポケモンGO全般の問題に関してはこれから各項目で解説していますが、親のスマホでプレイさせるに当たっての問題といえば、やはりバッテリー問題でしょうか。外でお子さんに「ポケモンGOやるからスマホ貸して!」なんて言われて渡したが最後、返ってくるときにはバッテリー残量が赤い・・・なんてことも。

こちらも下で説明していますが、モバイルバッテリー(モバイルブースター)と言われる充電式の予備バッテリーは用意しておいた方がいいかと思います。遠出する際にも何かと便利ですしね。

ポケモンGOの基本

まずゲームの基本的な流れです。

「ポケストップ」と呼ばれるポイントでモンスターボールなどのアイテムをもらう(アイテム入手)

・野生のポケモンに遭遇する → モンスターボールで捕まえる(ポケモン入手)

・ポケストップで貰ったタマゴを孵化する(ポケモン入手)

・ポケモンを育てる(強化・進化)

「ジム」と呼ばれるポイントで陣地を取り合い(バトル)

これがゲームの内容です。

野生のポケモンに出会うには実際に歩きまわらなければいけませんし、アイテムが貰える「ポケストップ」や陣地である「ジム」と呼ばれるポイントも各地に設定されており、実際にそこに行かなければアクションが起こせません

自分がどこにいるかはスマホのGPS機能を使って、ゲームが認識しています。

ポケストップは記念碑や橋、図書館や郵便局などの公共施設、特に人が集まる駅付近や観光地などは多く設定されています。

実際に地元のどこにポケストップがあるかが知りたい場合は、ポケストップGOというサイトで検索ができます。

ポケストップGO

国内ではポケモンGOが未配信のため、ポケストップGOの情報は未確定情報です。配信後、少しずつ調整されると思います。

 

アカウントは出来れば新しく作ったものを

ポケモントレーナークラブに登録

ポケモンGOは初めてプレイする際に「グーグル+」「ポケモントレーナーズクラブ」のアカウントを利用してゲームを開始します。ゲームの外のシステムに紐付けられていることによって、急な故障や機種変更でも、アカウントさえ覚えていれば復元できます。

特にアンドロイドスマホを使っている方は、アプリのインストールにグーグルアカウントが必要になるため既に持っていると思いますし、ポケモンGOをインストールし、最初の画面で「 Google+ 」を押すだけで簡単にゲームを始められます。

が、ちょっとストップです。

グーグルアカウントは本名で登録している場合が多く、また長く使っているほど個人情報の塊となっています。

そんなグーグルアカウントでポケモンGOを始めると、個人情報が見られてしまう可能性があります。

前作のイングレスもグーグルアカウントと紐付けることができるのですが、プロフィールからその人のグーグル情報ページへ飛び、公開設定になっている名前などが見れてしまうといった問題がありました。

もちろんこの設定は非公開にもできますが、ポケモンGO用の新しいアカウントを作った方が安全かと思います。

新しくグーグルアカウントを作るのも良いですが、ポケモントレーナークラブは登録が簡単で、メールアドレスさえあれば本名も住所も登録しなくていいのでオススメです。(生年月日は必要のようです)

ポケモントレーナークラブ

ニックネームはポケモンGOで使う予定のものと一緒にすれば分かりやすいでしょう。

他の方と重複できず、既に登録されているものは使用不可です。後ろに数字をつけたり他の名前を試してみましょう。

ポケモンGOが配信されたら混雑が予想されますので、配信前に作っておくと良いと思います。

2016年7月21日現在 既に混雑しており、新規登録できるときとできないときがあるようです。

「サービスが混雑しており~」と表示が出た場合は、少し時間をおいて試してみてください。

詐欺アプリや偽サイトの注意

ポケモンGOのフリをした偽アプリや、攻略を謳った悪質なアプリで個人情報の抜き取りなどが横行しています。

登録やインストールなどは正規のルートから正しいものを入手しましょう。

ポケモンGO公式サイト

ナイアンティック【ポケモンGO】ページ

ポケモンGOインストール【アンドロイド】

ポケモンGOインストール【アイフォン】

攻略アプリの中には本当に便利で有用なアプリも数多くありますが、攻略情報などはグーグルやヤフー検索で出てくるサイトでも充分知ることが出来るので、よくわからない場合は入れないほうが良いでしょう。

危険防止にも有効な「ポケモンGOプラス」

当ページで解説している危険行為や危険要素の大半が防止できる「ポケモンGOプラス」というグッズがあります。

ブルートゥース( Bluetooth )という無線方法でスマホと接続し、野生ポケモンと遭遇したときの通知・ポケモンの捕獲・アイテムの入手などがボタンひとつで出来たり、LEDの色だけで確認できる腕時計サイズの便利なアイテムです。

歩きスマホやゲーム熱中による危険地域への立ち入りなどを防ぎやすく、非常におすすめです。

お値段は 3500円 程度で、国内では7月末~8月発売予定との噂です。海外では既に発売されていますが、売り切れ続出のようです。事前に予約が出来るかどうかは分かりませんが、出来るなら予約しておいた方が確実でしょう。

予約や発売が開始され次第、こちらのページでもリンクを張ります。

ポケモンGOの内容についてもっと詳しく知りたいという方は、当サイトでもゲームの基本や遊び方をまとめていますのでそちらをご覧ください。

プレイ前に知っておくべき知識

ポケモンGOの遊び方!

 

GPSを使うと聞いたけど、なんだか怖い。個人情報は大丈夫?

GSPはあくまで自分がいる場所をゲームに認識させ、アイテムが貰える場所でちゃんとアイテムが貰えるようにしたり、自分がいる場所にあったポケモンが出てくるようにといった処理に利用されます。

不特定多数の他のプレイヤーに自分の位置を知らせるなどは全くなく、またポケモンGOをプレイする際にも自分の住所などは一切登録しません。

しかし注意するべきこともありますのでご紹介します。

ニックネーム(ゲームでの自分の名前)に本名を使わせない

ゲームでは自分の分身となるキャラクターが存在し、名前をつけられます。英語と数字しか使えませんが、ニックネームは他の人からも見える情報ですので、ここに本名を入れてしまうと身元の特定をしようと思えば出来てしまうことがあります。

ニックネームに本名を登録してしまわないように、小学生などのお子さんが初めてポケモンGOをされる際は一緒にしてあげるのが良いと思います。ニックネームは今のところ一度決めると変えられないことになっていますので注意です。

スクリーンショット(画面の写真)をネットに載せさせない

スマホでいま映っている画面を写真のように保存することをスクリーンショット(略称・SS)と呼びます。

スマホゲームをしていると「ここまでレベルあがったよ」「いまこんな編成でプレイしてるよ」などといった会話の一環として、SNS(ツイッターやフェイスブックなど)にスクリーンショットをアップロードする(載せる)ことは日常的に行われていることですが、ポケモンGOのマップのスクリーンショットから、同じ地元の周囲のプレイヤーに特定されることがあります。(イングレスでは実際にありました)

信頼できる友人のみの登録で、自分の投稿が他からは見えない設定にしているなどであれば安全ですが、ゲームのスクリーンショットはネットに載せない約束をするのが無難かと思います。

ポケモンGOにかかる料金(課金)

ポケモンGOは基本無料で、インストールもプレイするのにもお金はかかりません。アイテム課金と呼ばれる方式で、役に立つ便利なアイテムなどが有料で販売されています。

課金アイテムは「モンスターボール」や、30分間だけポケモンに出会いやすくなったり経験値を多く貰えるアイテム、アイテムを持てる数を増やす「バッグアップグレード」、ポケモンを持てる数を増やす「ボックスアップグレード」など。

課金をしなくてもポケストップやレベルアップで手に入るものがほとんどです。

詳しく知りたい方は課金アイテム一覧をご覧ください。

課金の支払い方法は携帯料金と一緒に払う方法か、任意で登録したクレジットカード決済の2つが主流です。どちらをするのにも携帯契約時の4桁のパスワードもしくは携帯電話で使用しているキャリアのアカウントのパスワードの入力が求められますので、お子さんが勝手に課金は出来ないようになっています。

また、お子さん専用のスマホであれば、お金がかかるコンテンツや未成年に有害なコンテンツに制限をかける設定が出来ます。キャリアやスマホの種類によって設定方法が違いますので、お使いのキャリアや端末の型番と「フィルタリングサービス」または「ペアレンタルコントロール」と検索してみてください。

意外とかかる通信量に注意

ポケモンGOは長くアプリを起動したままになる性質上、意外と通信量(パケット)を使います。

通信量の限度は契約内容によって違いますが、携帯3キャリアで特にこだわったプランでなければ 5ギガ~7ギガ ぐらいかと思います。( 1~2ギガ のプランもあります)

携帯の使い方などは様々なので一概に言えませんが、親御さんのスマホでポケモンGOを毎日数時間プレイさせ、自分でも携帯回線でゲームや動画を見るのであれば 2ギガ では到底足りないと思います。個人的には5GB(ギガ)ぐらいあれば足りるのではないかと思います。ドコモなどは家族全体で共有なので、考え方は少しややこしいかもしれません。

いま自分がどれだけ通信量を使っているかはスマホの設定などから確認することができます。

アンドロイドのエクスペリアZ3( Xperia Z3 )であれば設定→データ使用で指定した期間の総通信量がグラフで、アプリごとの通信量がその下に数字でリストされています。自分で上限を設定して、上限付近になると警告を出すような設定にもできます。

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エクスペリアZ3のデータ使用量画面

6/5~7/4 の間で 1.47ギガ 使ってます

iPhone や iPad では、設定アプリ→モバイルデータ通信の「モバイルデータ通信の使用状況」に、起算日から今までの通信量が確認できます。

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我が家のiPadの通信量画面

赤枠が通信量で、675メガ(約 0.67ギガ )使ってます

通信量を上限まで使用すると、月が切り替わるまで通信速度がすごく遅くなったまま(制限モード)過ごすか、契約プランによっては「追加データを購入しますか?」といった通知が来ます。追加データは例えば 1GB(ギガ)1,000円 などで、その月の使用料を増やせます。

追加データは割高ですので、頻繁に上限に達する場合はゲーム時間を制限するか、プランの変更を検討しましょう。

個人情報や料金については、ここまでのことを注意すれば安全にプレイできると思います。

今度は実際にポケモンGOをプレイする上での危険行為や注意点を、実際に海外などで起こった例を元に解説します。

 

ポケモンGOの危ない点と正しいプレイの教え方

危険な「歩きスマホ」

スマホの画面を注視しながら歩くことを「歩きスマホ」と呼び、ポケモンGOに限らず非常に危険な行為です。スマホの画面に集中してしまっているので、前から人や車が来ていたり障害物があっても気づきません。

実際にあった例として、アメリカで15歳の少女が車に撥ねられた事故がありました。幸い怪我で済んだようですが、事故時の状況としては、目的のポケモンを手に入れたあと交通量の多い4車線の道路を横断しようとしたということです。横断時はスマホを見ていた訳ではなく、左右も確認していたとのこと。

これに対しては「気をつける」「信号のあるところを渡る」ぐらいしか言えることもないのですが、正しい遊び方を教えることで防げることも多いと思います。

ポケモンGOは「歩きまわると野生のポケモンに遭遇し、そのポケモンにモンスターボールを投げて捕まえる」のが遊び方の基本です。

アプリは起動したままでないといけませんが、画面はずっと見ていなくても、野生のポケモンに遭遇したときに振動(バイブ)機能で知らせてくれます

ポケモンを捕まえるのにモンスターボールを何回か投げることになりますが、捕まえるときにだけしっかり立ち止まれば、歩きスマホをしなくてもちゃんとプレイできるよう作られています。

こちら(プレイヤー)がモンスターボールを投げるなどのアクションを起こさない限り、時間経過だけでポケモンは逃げたりしません。(配信前につき未確定)

しかしなかなか子供に 100% 気をつけさせるというのは難しいもの。

例えば親御さんと一緒にいるときにプレイを促し、ポケモンを捕まえるときはしっかり立ち止まらせ、親御さんが周囲に気を配る。逆に親御さんがプレイするところを見せ、周りがどれだけ見えていないかの「反面教師」になって見せるのも、意識させる効果があるかもしれません。

その習慣が身についたら、友達とプレイしに外へ出かけたときにも、友達が捕まえている間は自分が周囲に気を配る・自分が捕まえているときは友達に周囲を見ていてもらう、といったプレイスタイルを実践することを約束しましょう。

危険な場所・入っては行けない場所への「侵入」

ポケモンGOに熱中していると、つい周りへの注意が散漫になりがちで、人気のない場所や立ち入り禁止区域に入ってしまうケースもあります。

アメリカのカリフォルニア州では、プレイ中の男性2人が熱中しすぎて崖から 15~27m 転落したという事件がありました。怪我で済んだそうですが、転落があった崖は立ち入り禁止表示があるフェンスの中にあったそうです。

また、アメリカのフロリダ州でポケモンGOをプレイしていた10代の少年2人が民家の敷地内に立ち入ってしまい、泥棒と間違われて発砲された事件がありました。少年に怪我はありませんでした。日本で発砲事件になることはありませんが、非常に怖い例です。

歩きスマホと同じく親御さんと一緒のときに正しい遊び方を教えるとともに、地元周辺で人気のない場所、他所のお宅の敷地内、地形や工事などで危険な区域を具体的に教えて入らないように伝えておきましょう。

ここで気をつけて頂きたいのが、具体的な場所を示された子供は、逆に「それ以外なら行ってもいい」という考え方をすることがあります。大人は「危ないから」してないけない・行ってはいけないと考えますが、言われた子供は「言われたから」してはいけない、「言われてないから」行ってもいいという風な捉え方をします。

言われていない場所でも人気のない場所・自分で危ないと判断した場所には近づかないことを約束し、外に遊びにいった日には夕食時などに「今日はどこにどんなポケモンを捕まえに行ったの?」という風に ポケモンの話を振ってあげると、行った場所を自然に聞くことができ、親が把握していない危ない場所の発見ができますし、子供だけでいるときの行動範囲を知ることができます。

また上でも少しご紹介しましたが、ポケモンGOではポケストップというところでアイテムを貰うのが基本です。モンスターボールがないとポケモンに出会っても捕まえることができません。

ポケストップがある程度密集しており、かつ人通りが多く安全そうな地域があれば「このあたりはアイテムたくさん貰えるよ」という風に、ゲームの特性を利用して子供が遊ぶ範囲をある程度誘導することも出来ると思いますのでご一考ください。

ポケストップGOというサイトで、地元のどこがポケストップになっているかを簡単に調べることが出来ます。

ポケストップGO

危険な「誘拐」

ポケモンGOを利用して子供を誘いだし、誘拐などの犯罪に巻き込まれる可能性があります。

実際にあった例としてはアメリカのミズーリ州で、人気のない場所にあるポケストップの周囲に、野生ポケモンをおびきよせる(出現率がアップする)アイテム(おこう)を使って人を誘いだし、現れたプレイヤーから金品を奪う強盗事件がありました。

また、想定できる範囲でも「おじさんの家に珍しいポケモンが出るから遊びにおいで」「珍しいポケモンを上げるからあっちで一緒に遊ぼうか(トレード機能実装後)」「誰も知らないポケモンがたくさん出る場所を教えてあげる」など、ポケモンを餌に子供を連れ去る手口が考えられます。

こちらの対策も、人気のない場所・危ない場所へは行かせない・行かない・知らない人には付いて行かない約束をする歩き回る際は親や友人など複数人で行動することを徹底させましょう。防犯ベルなどを持たせるのも大切ですね。

また ポケモンGOをプレイしている=GPS機能が有効になっているので、アプリや設定次第で居場所の特定ができます。お子さんへの過干渉はよくありませんが、ポケモンGOを友人とプレイすることが多いなど、行き先が心配な場合は設定しておくのもひとつの手でしょう。

タマゴの孵化について

ゲーム内容のことなのでどこに書くかもしくは書かないか迷ったのですが、知っておいたほうが良いことだと思いこちらに書かせて頂きます。

ポケストップで「タマゴ」を貰えることがあり、これを「孵化」させることでタマゴが孵りポケモンが入手できます。

タマゴを孵化するには、タマゴごとに決まった距離を「歩かなければなりません」。タマゴが孵るまでの距離は2km、5km、10kmの3パターンあり、ポケモンごとに分類されています。

タマゴ別の孵化までの距離リスト

この距離ですが「歩かなければならない」と書いた通り、時速10km以下でないと計測されないと言われており、車や電車などの速い移動だと孵化までの残り距離が減らないようです。時速10kmを少し超える自転車などですと、減りはしますが減る数値が実際の移動距離より少なくなるようです。(未確定情報)

また、タマゴは9個まで所持できますが、9個持った状態で10個目を貰っても強制的にそのまま捨てられます

プレイヤーは全員「ムゲンふかそうち」というものを1個ずつ持っており、これに入れたタマゴが移動によって孵化します。課金アイテムの「ふかそうち」を使うことで2つ以上のタマゴの孵化距離を同時に縮められますが、ふかそうちは3回タマゴを孵すと壊れてしまう「使い捨て」ですのでご注意ください。

当たり前のことを当たり前に

主な事件や事故はこのようなことです。いろいろなケースがありますが、人気のないところに行かない・周りを見て行動する・1人でうろうろしない・知らない人についていかない・交通ルールを順守する・・・冷静に考えれば当たり前のことばかりです。

もちろん没頭しすぎてしてしまうことは問題です。子供はどうしても大人に比べて自制心が効かないことが多いので、大人が上手く導いてあげることが大切です。

また ポケモンGOの問題点として、私有地や立ち入り禁止区域にもポケモンが出現してしまうことが挙げられます。危ない場所にポケモンが出なければ、ポケモンGOをしていてもそこに立ち入る理由はありませんよね。

これはナイアンティックおよび任天堂の今後の課題だと思います。イングレスではある程度配慮されていたという声も聞きますし、イングレスに比べ子供や女性ユーザーも多い傾向にあると思うので、安心して遊べるゲームになるよう私も要望を送り続けようと思います。

 

緊急自体の対処法と予備バッテリー

ポケモンGOに限らず、どれだけ気をつけていても事件や事故に巻き込まれることはあります。

そういったときの「対処法」をしっかりと教えておきましょう。人は「防ぐこと」ばかりを考えて「実際に何かあったときどうすべきか」ということを考えない・教えないことが多いです。

子供であれば事故に巻き込むことは少ないかもしれませんが、例えば一緒にいる友人が事故にあったときにはどうしたらいいか。熱中症などで倒れたときはどうしたらいいか。手元にあるスマホで救急車の呼び方や周囲の大人への助けの求め方など、一度じっくりと話し合ってみてください。

大人であれば「考えれば分かること」でも子供にとっては「教えられてないことは考えても分かりません」。特に事故現場などでは大人でも冷静な判断をするのは難しいことです。

こんなときどうしたら?こう言われたらどう返答する?具体的に教えてあげましょう

知らない人に声を掛けられたときはどうしたらいいのか。例えば珍しいポケモンをダシに誘われたきの返答の仕方。「嘘でも親が近くにいることを告げてその場を離れる」「防犯ベルを使う状況とタイミング」などお子さんの性格に合った対処法を考えてあげてください。

ちなみにセコム「子どもの安全ブログ -安心子育て応援サイト-」では、知らない人から声を掛けられた場合「いやです」「わかりません」とはっきり応対させることが大切だとしています。そしてその場を離れ速やかに大人に知らせさせること。聞いた大人は警察に連絡などの適切な対応と、子どもの安全を確保すること。

「知らない人から声をかけられたら?」子供の安全ブログ【セコム】

知らないところに来てしまって帰り方が分からなくなったらどうしたらいいのか。街に何か大きな目印があるならそれを目指して地点をリセットさせるのも良いですし、スマホで連絡をさせるようにしたり、マップアプリの使い方を教えるのも良いと思います。

大体のことはスマホさえ持っていれば何かしら対処できることが多いです。しかしポケモンGOはアプリを起動したまま動きまわる性質上、非常にバッテリーの消費が激しいです。

連絡をとりたいときや緊急時に電池切れで困らないよう、小さめでも構わないので予備バッテリー(モバイルバッテリー・モバイルブースター)を持たせておきましょう。

熱中症対策・防寒対策

ポケモンGOに限らず当たり前のことではありますが、外に出ている間も熱中しっぱなしなゲームなので気をつけなければなりません。歩きやすい靴は非常に大切ですし、夏なら帽子や飲み物の常備が必須です。

冬でしたらしっかりとした防寒具、積雪のある地域ではその対策などをしっかりとさせましょう。

適度に涼しい場所・温かい場所で休憩をさせるのも大切です。エアコンがかかっているところは大抵は人が多いので、仮に連絡がとれない状況に陥ったとしても、そこから目撃情報などが得られる可能性もあります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。私には子どもはおりませんが、親戚に 7~20 ほど年の離れた子どもたちがたくさんおり、子どもの視点・親の視点、両方をまんべんなく見てきたつもりです。このページを作るにあたっても、その子どもたちの意見、親の意見を聞かせてもらった上で作成しました。

要点をまとめるのが下手くそでして、内容の割に長ったらしい文章になってしまい、読みにくいかと思いますがご了承ください。ポケモンGO配信後も随時加筆・修正していき、そのときそのときの環境に合ったページを維持していきたいと思っていますので宜しくお願いします。

分からない点・お気づきの点がございましたら、記事へのコメントお問い合わせよりお気軽にご連絡ください。

有用な質問や情報はページに反映させて頂き、たくさんの方と共有したいと思っております。

 

記事本文下

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